黒浜沼

黒浜沼は、JR蓮田駅から東へ約2.5キロメー トルの位置にあり、上沼と下沼の二つの沼から成っています。もとは一つの沼だったのですが、宝蓮山真浄寺の「竜宮仏縁記」によると、寛永年間(1624〜43)に沼を分割、堤を築いて往還の大道とし、ここを境に上沼と下沼とに分かれたとあり、近江八景になぞられた黒浜八景の名勝の一つに数えられています。上沼周辺の休耕田や湿 地には、ヨシやマコモ、ガマなどの湿性植物が生育し、ジョウロウスゲなどの絶滅危惧種も確認されています。その他、昆虫類では、ウチワヤンマなどのトンボ類やアカガネオサムシなどの甲虫 類も多数生息しています。また、ゴイサギやシギなどの鳥類が約120種程確認されいます。下沼の岸辺には、ヨシ、マコモ等の挺水植物が繁茂し、水面には、ヒシ、トチカガミ等の浮葉植物が敷きつめられています。また、鳥類、昆虫類の生息密度も高く、人為の影響の少ない地域であり、湖沼特有の生態系を維持しています。
このように、自然度が高く、学術的にも貴重で、谷地沼として典型的な特徴を維持しているすぐれた湖沼としてあることから、黒浜沼は、1979(昭和54 )年に県自然環境保全地域に指定され保全が図られています。このように屈指の自然空間である黒浜沼は、釣り・バードウォッチングのポイントとしても知られています。
平成21年度、緑のトラスト保全第11号地に指定され、整備が進められています。。なお、黒浜沼から流れ出る水の流末は新堀に集められ、最終的に隼人堀川へ流下します。

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黒浜貝塚 元荒川の桜 芥川龍之介の撰文碑 黒浜沼
寅子石 久伊豆神社 円空仏 閏戸の式三番
山ノ神沼 見沼代用水 綾瀬貝塚 蓮田市文化財展示館
関山貝塚 高虫氷川神社彫刻 伊豆島の大蛇 備前堤
   
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